【HSP・愛着障害】HSPと愛着障害の違い~似ているようで違う心の仕組み~


・相手の反応が気になって、頭から離れない
・少し距離を感じると、不安になる
・人といると疲れるのに、一人だと寂しい

そんなふうに感じることはありませんか?

人の気持ちに敏感で、気を使いすぎてしまう。
そんなご自身に対して「HSPかもしれない」と感じる方も多いと思います。

ですが、
・人間関係がとにかくしんどい
・嫌われていないか不安が強い

こうした感覚がとても強い場合、その背景には「愛着」の影響があることもあります。

同じように見える「繊細さ」でも、心の中で起きていることは違う場合があります。

今回は、HSPと愛着障害の違いについて分かりやすくお伝えします。

それぞれの違いを明らかにしたうえで、向き合い方についても簡単にお伝えしていますので、どうぞ最後までご覧くださいね。

HSPの特徴~刺激に疲れやすい

HSPの方は、生まれ持った気質として
外からの刺激にとても敏感で、深く考えやすいという特徴があります。

例えば、

・人混みや騒音、強い光といった刺激を受けると、ぐったり疲れてしまう
・相手の声のトーンや表情といった微細な刺激から、気持ちを敏感に感じ取る
・一度受け取った出来事や言葉という刺激を、頭の中で何度も深く処理し続ける
・周囲の空気や場の雰囲気といった刺激を強く感じ取り、影響を受けやすい

といった傾向です。

そのため、人間関係においてもしんどさを感じることはありますが、
その根本にあるのは

”刺激の強さに対する敏感さ”

です。

一人の時間をしっかりと確保する事で回復できることもある、刺激から距離を取ることで落ち着くことができるのも特徴の一つです

愛着障害の特徴~人との距離に不安を感じやすい

一方で、愛着障害の場合は
人との関係の中で「不安」や「怖さ」が強くなりやすい傾向があります。

例えば、

・嫌われているのではないかと不安になる
・少し距離を感じると落ち着かなくなる
・相手の反応に過敏に反応してしまう
・本音を言うことに強い怖さを感じる

といった状態です。

この場合のしんどさは、

”人との関係そのものへの不安”

が中心になっています。

そのため、一人でいると寂しさを感じやすく、
距離を取ることで逆に不安が強くなることもあります。

※愛着障害について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧くださいね。

繊細さの中にある違いと向きあい方

同じ「繊細さ」に見える場合でも、HSPさんと愛着障害の方の心の中では、起きていることに違いがあります。

・HSPさんは、 ”刺激に対する敏感さ”
・愛着障害の方は ”人間関係に対する不安”

が大きくなります。
どちらも人との関わりの中で辛さを感じている事には変わりありませんが、その原因や感じ方が異なっています。

そのため、向き合い方も少し変わってきます。

HSPの場合は”刺激を減らすこと”や”自分を守る工夫”が大切になりますが、
愛着の影響が強い場合は”人との関係の中で感じてきた不安や寂しさ”に目を向けていくことが大切になります。

その上で大切な事

とはいえ、両方の性質をお持ちの方も多いと思います。
ご自身が完全にHSPか愛着障害かどちらかを区別する、という必要はありません。

その時その時のご自身のしんどさの原因が、「刺激」にあるのか、「人間関係での不安」にあるのかを少しだけ立ち止まって感じてみることが、大切なヒントになります。

もし「刺激」による疲れを感じているときは、無理に頑張ろうとせず、環境を整えたり、一人の時間をとることで心が落ち着くことがあります。

一方で、「人間関係での不安」や「寂しさ」が強いときは、その気持ちを否定せずに見つめてあげることや、安心できる人との関わりの中で少しずつほぐしていくことが助けになることもあります。

大切なのは、今のご自身にとって、どんな関わり方がやさしいのかに気づいていくことです。

まとめ

今回は、HSPさんと愛着障害のかたの違いについてお伝えしてきました。
その違いとは、

・HSPさん ⇒ 刺激にたいする敏感さ
・愛着障害の方 ⇒ 人との関係そのものへの不安

でしたね。

とはいえ、どちらの性質もあわせ持っている方も少なくありません。

だからこそ、「どちらかに当てはめること」よりも、今のご自身のしんどさが、「刺激によるものなのか」それとも「人との関係の中で感じる不安なのか」を、その時々でやさしく見ていくことが大切になります。

もちろん、同じHSPや愛着の傾向がある方の中でも、感じ方やつらさは人それぞれです。

ご自身に合った向き合い方を見つけたい、少しずつでも楽に生きられるようになりたい、そう感じていらっしゃる方は、カウンセリングで一緒に整理していくことも可能です。

1回で完全に解決、というのは難しいかもしれませんが、少しずつ、ご自身の感じ方や受け取り方が変わっていくことで、気づけば「前よりも楽かもしれない」と感じられる瞬間が増えていきますよ。

下のピンクのボタンから、お気軽にご相談下さいね。