・「HSPかもしれない」と思って調べてみたけれど、愛着障害の特徴を見ても当てはまる気がする。
・愛着障害を調べていたけれど、HSPにも当てはまる気がする。
・どちらの説明を読んでもしっくりくるけれど、逆に「自分はどっちなんだろう」と分からなくなってしまう。
そんなふうに感じたことはありませんか?
実は、HSPと愛着障害は、感じ方や反応が似ている部分もあるため、「どちらにも当てはまる気がする」と感じることは、めずらしくありません。
今回は、「どちらかを無理に決める」のではなく、今のご自身を少し整理しながら、楽になるための考え方をお伝えします。
「そもそもの違いがよく分からない」と感じている方は、こちらの記事も参考になさってみてくださいね。
どちらも当てはまるのは珍しいことではない

HSPと愛着障害は、まったく別のものとして説明されることが多いです。
そのため、ご自身が当てはまるのはどちらか1つ、と思ってしまいますよね。
でも、実際には両方の特徴をあわせ持っているように感じる方もいらっしゃいます。
そのため、「私はどっちなんだろう」と迷うこと自体は、ごく自然なことです。
しかし、どちらか一方に完全に分けようとすると、かえって苦しくなってしまうこともあります。
なぜ“両方に当てはまる”のか

HSPは、生まれ持った気質として「刺激に敏感で疲れやすい」という特徴があります。
一方で愛着の影響は、「人との距離や関係性の中で不安を感じやすい」という特徴があります。
これは生まれつきのものではなく、幼少期などに後天的に身に付いたものです。
そのため、
- 人といると疲れやすい(HSPの要素)
- 人との関係で不安になる(愛着障害の要素)
の両方の要素が重なることもあります。
HSP気質で生まれた方が、その後の環境や人との関わりの中で愛着のあり方が形づくられ、両方当てはまると感じることもあるのです。
整理と考え方

大切なのは、「どちらかをはっきり決めること」ではなく、今のご自身のしんどさを少し整理してみることです。
例えば、
- 疲れやすさのきっかけは何か
(音・人混み・情報などの刺激なのか、それとも人間関係なのか) - 楽になるのはどんなときか
(一人の時間で落ち着くのか、誰かとの安心感で落ち着くのか)
こうした視点で見ていくと、自分の傾向が少しずつ整理されていきます。
ここで大切なのは、「どちらかを判断すること」ではなく、「今の自分の反応を知ること」です。
ご自身の傾向を知る事で、具体的な対策が見つかりやすくなります。
どちらかに決めなくても大丈夫

HSPなのか愛着障害なのか、どちらかに無理にご自身のすべてをあてはめる必要はありません。
日によって、感じ方は変わるものです。
昨日は音で疲れたけれど、今日は人間関係で疲れる、ということもあります。
だからこそ、「絶対にどちらかでないと」と考えなくても大丈夫です。
これからを少しずつ楽にするために

HSPと愛着障害は別のものですが、両方の特徴を持っているように感じる方もいます。
そのため、「どちらかに当てはめること」よりも、「今の自分はどんな場面でしんどさを感じているのか」をやさしく見ていくことが大切です。
そうして少しずつ整理していくことで、自分に合った向き合い方も見えてきます。
もし、整理していく中で、「一人で考えるのが難しい」「気持ちがぐるぐるしてしまう」と感じるときは、無理に答えを出そうとしなくても大丈夫です。
また、安心できる場で話しながら整理していくことで、少しずつ楽になっていくこともあります。
「少し話してみたいな」と感じたときは、いつでもご相談ください。
ご自身のペースを大切にしながら、一緒にゆっくり整理していけたらと思っています。

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