考えすぎと分かっているのに、自己否定が止まらない・・・
自分を責めている、そんな自分自身が嫌・・・
自己否定や自分責めが続くと、本当にしんどいですよね。
別の記事で、自己否定は「性格」ではなく、気質や過去の経験から身についた“心の仕組み”である、というお話をしました。
◆関連記事:
「自己否定が止まらないのはなぜ?HSP・アダルトチルドレンの心の仕組みを解説」
では、その自己否定に気づいたあと、どうしたら少し楽になっていけるのでしょうか?
今回は、「自己否定に気づいたあと」の心との付き合い方についてお話してゆきます。
「また自己否定してる」と気づけたら、それは第一歩

まず、とても大切なのが、
「今、自分は自己否定しているな」
と気づくことです。
自己否定が強い方は、頭の中で自動的に
- 自分が悪い
- 嫌われたかもしれない
- 迷惑をかけた
- ちゃんと出来なかった
という思考が流れ続けています。
そして、その考えがあまりにも自然なので、「考えている」というより、「事実」のように感じてしまうのです。
でも、本当は、その多くが“思考”であって、“事実”ではありません。
まずは、
「今、自分責めのモードに入っているな」
と気づけるだけでも、大きな第一歩です。
自己否定を無理にやめようとしなくていい

自己否定が苦しいと、
「こんな考え方やめなきゃ」
「前向きにならなきゃ」
と思いますよね。
でも、無理に打ち消そうとすると、逆に苦しくなることもあります。
なぜなら、自己否定は単なる悪い癖ではなく、“自分を守るため”に身についた心の反応だからです。
過去に、
- 怒られないように
- 嫌われないように
- 否定されないように
- 場の空気を壊さないように
必死に頑張ってきた結果、「先に自分を責める」というパターンが身についていることがあります。
なので、まずは
「責めたくて責めてるわけじゃないんだな」
と理解してあげることが大切です。
また、無理にやめようとすることは、自分自身の気持や考えを否定する事につながります。
どんな考えや気持ちでも、ご自身の事を否定する必要はありません。
そう考えたり思ったりすること自体が悪い訳ではありません。
「そう思ったり感じたりする自分」がいる、と丸ごと認めてあげて下さいね。
「考え」と「事実」を分けてみる

自己否定が強くなる時は、「実際に起きた出来事」と「頭の中で浮かんだ解釈」の境界が曖昧になりやすくなります。
例えば、
LINEの返事が遅い⇒「嫌われたに違いない」
仕事でミスをした⇒「自分はダメな人間だ」
といったように、出来事に関する“自分を否定する解釈”を事実の様に感じてしまうのです。
でも、
- 返事が遅い = 忙しいだけかもしれない
- ミスをした = 疲れていただけかもしれない
など、実際には他の可能性もたくさんあります。
ここで大切なのは、
「今、自分はこう考えているんだな」
と、“自分の想像”として眺めることです。
「これは事実?」
「それとも、不安から浮かんだ想像?」
と、少しだけ距離を取ってみて下さい。
「気持ち」と少し距離を取る練習

自己否定に飲み込まれている時は、自分の感情と一体化しやすくなっています。
繰り返し自分を責めたり、思考がぐるぐるとループしたりして、辛くなってしまいますよね。
そんな時は、
「私は今、不安なんだな」
「傷ついたんだな」
「責めるモードに入ってるな」
と、心の状態を“実況中継”するように眺めてみて下さい。
ポイントは、“否定しない”ことです。
「またこんな事考えてる」
「ダメだな」
ではなく、
「そっか、不安なんだね」
「よしよし、それはしんどいよね」
くらいの感覚で大丈夫です。
不安に感じたり、自己否定をしてしまうご自身を否定する必要は全くありません。
もし、あなたの大切な方が不安に想ったり、自分の事を責めていたりしたら、「そんな風に考えたらだめ!」なんて言わないですよね。きっと、「そう思っちゃうんだよね。」と寄り添ってあげるはずです。
ご自分にも、同じ様に寄り添ってあげて下さい。
それだけでも、少しずつ心に余白が出来てきます。
すぐに変われなくても大丈夫

自己否定のパターンは、長い時間をかけて身についたものです。
そのため、1回気づいたからといって、すぐに消えるわけではありません。
気づいたらまた責めている、という事も沢山あると思います。
でも、それで大丈夫です。
大切なのは、“責めない状態を完璧に作ること”ではなく、
「飲み込まれる時間を少しずつ減らしていくこと」
です。
繰り返し気づいて、少し距離を取る。
その積み重ねが、少しずつ「楽さ」につながっていきます。
まとめ
今回は、「自己否定に気づいたあと、どうしたらいい?」というテーマについてお伝えしました。
自己否定を無理に消そうとする必要はありません。
まずは、
- 今、自分責めをしていると気づく
- 思考と事実を分ける
- 気持を少し距離を置いて眺める
というところから始めてみて下さいね。
自己否定は、あなたが弱いから起きているわけではありません。
これまで頑張って生きてきた中で、身についた心の反応です。
「どうしてこんなに自分を責めてしまうの?」という仕組みについて知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみて下さい。
◆関連記事:
「自己否定が止まらないのはなぜ?HSP・アダルトチルドレンの心の仕組みを解説」
ここまで解説してきましたが、1人ではなかなか難しい場合もあるかと思います。
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