標語に突っ込みを入れるだけで自己肯定感は高まります

~次の標語に、あなたは違和感を感じますか?~

隣駅にあるバス停に、2年前から標語が貼ってあります。

「あなたの大切な人は誰ですか?家族?友人?
大切な人を守るため、マスクをつけましょう」

この標語に瞬時に違和感を抱いた方、あなたは相当、自己肯定感が高い方だと思います。

気づかなかった方も、別に気にする必要はありませんので安心して下さいね。
殆どの方が、どなたかの顔を思い浮かべたことでしょう。

しかし、カウンセラーとしては少し気になることがあります。
ここに挙げられている「大切な人」に最も大事な人が載っていないのです。

それは、

自分

です。

「いやいや、自分が大切なのは当たり前だから書いてないんでしょう?」と思った方は自己肯定感の高い方だと思います。

問題は、「自分って、大切な人に含まれるの?」と思った方。
(かつての私もそうでした。)

あなたの気持ちは、あなたにしか分かりません。
他の誰にも、感じることが出来ません。


あなたの事を、気遣ったり、助けたりしてくれる人はいるかもしれませんが、最もあなたを助けられる人、
それは自分です。

もし、自分は自己肯定感が低い、と思っていたり、なんとなく自分に自信がないという方は、是非「大切な人」の中に自分を入れてあげて下さい。

近年は色々なお店で、「あなたの大切な方へ○○を贈りませんか?」という謳い文句をよく見かけます。


お世話になっている上司、親戚、近所の人・・・沢山思いつくのは、感謝の気持ちを持っている素敵な証拠です。


これからは、その上で更に、
「いやいや、自分も大切だって!」「自分に送るのもありかも!?」
と突っ込みを入れてみて下さい。

きっと自己肯定感があがりますよ!

そして、仮に物を贈らなかったとしても、毎日の生活や人間関係などでは、自分の気持ちを一番に考えてあげて下さい。

しなやかな毎日を送るため、少しずつ、自己肯定感をはぐくんでいきましょう。