【HSP・HSS型HSP・アダルトチルドレン・愛着障害】ぐるぐる思考に効くタイムトラベル視点

「あの時ああいえばよかった・・・」
「ああしていれば、違った結果だったかもしれない・・・」

そんな風に、過去のネガティブな事を思い出して、何度も繰り返し考え続けてしまう事はありませんか?
ぐるぐる思考(専門的には「反芻思考(抑うつ的反芻)」と呼びます)に陥ると、なかなか抜け出せませんよね。

よく挙げられる対処方法に
①場所を変える
②マインドフルネス
がありますが、移動が難しい場合や、マインドフルネス自体が難しい場合もあると思います。

そこで今回は、3つの時間軸に視点を移し、ぐるぐる思考を止める方法をお伝えします。

ぐるぐる思考はストップ出来る

一旦過去のミスなどを思い出すと、その事ばかり考え続けてしまう・・・。
そのことを考えすぎて、目の前の事に手がつかず、更にミスを犯してしまう、といったぐるぐる思考。

本当に自分の力で止めることが出来るのかな?と半信半疑の方もいらっしゃると思いますが、視点を変える事でストップする事は可能です。

上手くいかないな、と感じた場合もコツをつかめるまで何度も練習してみて下さいね。

過去を懐かしむ

幼かった時の楽しかった思い出や、心温まる思い出はありませんか?
すぐには思い出せない、という方も、じっくり考えてみると1つか2つは必ず持っているのではないかと思います。(余裕のある方は、幼い時のアルバム等をめくってみて下さいね。)

旅行や運動会などの大きなイベントの記憶もいいですが、小さな頃に行った近所の公園、好きだった晩御飯のおかずなど、小さなものも効果的です。

過去の心温まる記憶というのは、思い出すだけで気持ちがほっこりと温かかくなってきます。
今現在も同じ体験をしているような気分になって、安心感が増したり、苦しみを軽く感じたりする効果があるので、自然とぐるぐる思考から抜け出す事が可能です。

可能であれば、懐かしい写真などを手元に飾ったり、スマートフォンですぐ見られるようにしておくと、いざという時に過去を懐かしむ手助けになりますよ。

未来の自分から眺めてみる

5年後でも10年後でも構いません。将来のあなたはどんなふうに過ごしているでしょうか?
理想の状態で過ごしている未来のご自身を思い浮かべてみて下さいね。

その”未来のあなた”が、現在ぐるぐる思考に陥っているあなたに対して何か声をかけてくれるとしたら、なんと言ってくれるでしょうか?

「そんなに心配しなくても大丈夫だよ」
「あれは、結局上手くいったよ」
「今(○年後)の私は、とても元気にすごしているよ」

等々、きっと優しさに満ちた励ましの言葉を届けてくれるのではないでしょうか?

未来の自分の声というのは、実はご自身の心にある声でもあります。
不安にさいなまれた時というのは、視点もネガティブなものに偏りがちです。
未来からの視点で、ご自身の中にある中立な視点を取り戻してくださいね。

現在の視点から観察する

過去・未来と時間を移動してきましたが、現在の視点でも少し「違う視点」を取り入れることが出来ます。

ご自身を、頭の斜め上あたりから観察している”もう一人のご自身”がいる、と想像して下さい。

「あんなこと言わなければよかった」とぐるぐる思考が続いている時は、

『「あんなこと言わなければよかった」と思っているなー』の様に、思った事をそのまま「○○と思っているなー」と観察してみましょう。

『ぐるぐる思考に入っているな』でも大丈夫です。

この時、ぐるぐる思考に入っている事が「いい」とか「悪い」等の判断はしないで下さいね。
(思ってしまうものは仕方がないことです。)

ただただ、『あぁ、自分は今こう思っているんだな』と観察することで、意外にもぐるぐるしこうはストップしてくれますよ。

まとめ

今回は、ぐるぐる思考を止めるための3つの視点をお伝えしました。
その3つとは、

①過去を懐かしむ
②未来の自分の視点から眺めてみる
③現在の視点から観察する

でしたね。

なかなかコツがつかめない場合や、そもそも”ぐるぐる思考”に陥りやすい悩みがある、等の場合は、どうぞお気軽にお試しカウンセリングにお申込み下さい。

ぐるぐる思考から抜け出すコツの他にも、悩みの根本の原因から、一緒に癒してゆきましょう。

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