お子さんが学校に行っていないと、「このままで大丈夫かな」「勉強はどうなるんだろう」と心配になりますよね。
でも、不登校の時期は、学校に戻ることを急ぐよりも、まずはお子さんが安心して過ごせることが大切です。
今回は、そんな時期に親御さんができることを、3つご紹介します。
会話は、好きなことを中心に

「いつになったら学校に行けそうなの?」
「せめて家では勉強しているの?」
「これから先、どうするつもりなの?」
親御さんとしては、気になりますよね。
でも、学校や勉強の話は、出来るだけ控えるように心がけてみて下さい。
本人は、もう十分すぎるほど気にしています。
周囲には分かりづらいかもしれませんが、自分の事をとても責めている場合もあります。
今は、心や体をゆっくり休める時期です。
まずはゆっくり休んで、心のエネルギーを回復させていきましょう。

自分はここにいていいんだ
何があっても、親から愛されている存在なんだ
出来ないことがあっても、そのままの自分で価値があるんだ
お子さんの中にそんな気持ちが満ちてきて、安心して過ごせるようになるまで、学校や勉強のことはいったん横に置いておきましょう。
外に出たり、少しだけ登校してみたり、勉強してみたりすることも、心のエネルギーが回復してからで大丈夫です。
話すなら、例えばお子さんが今ハマっているアニメやYouTubeの話など、お子さんの好きな事、興味のある事がおススメです。
大人でも、自分の好きな事を話していると元気が出るものですが、それ以上に「親が、自分の好きな事を肯定してくれている」というのは、嬉しい気持ちになるものです。
親もリラックスして過ごす

最近はお子さんもタブレットで自室で動画をみたり、親御さんもリビングでリモートワークをしたり、というご家庭も多いかと思います。リビングで一家団欒、というのは珍しくなったかもしれませんし、親御さんも仕事の他にも家事があり、忙しいかと思います。
それでも、1日のうち少なくとも決まった時間はリビングなど、お子さんも顔を出す場で「ダラーん」とリラックスしてみませんか?
1日中お子さんが家にいると、親の気持も滅入ってきたり、厳しい顔になりがちです。
また、今は家でも仕事が出来てしまう時代。ご家庭内でも難しい顔をしてノートパソコンに向かっている方もいるのではないでしょうか?
たまたま水を飲みに来たキッチンやリビングで、親の厳しい顔つきをみてしまうと、お子さんは責められているような気持になることがあります。(親御さんにはそのつもりはなくても、です。)
責められてると感じはしなくても、親に気を使って話しかけないでいる、という場合もあります。
どちらにせよ、安心して他愛もない話を出来る状態ではありませんよね。
常に、というのが難しくても、夕方以降はソファーでダラッと座っているとか、好きなドラマの録画をみるとか、ある一定の時間は親御さん自身もリラックスして過ごしてみて下さい。
お子さんからも話しかけやすくなりますし、こちらから軽く話しかけても、返事がしやすくなるはずです。
親自身のストレスケアも

お子さんが不登校だと、なかなか息抜きも出来ないかもしれません。
それでも、可能であればパートナーにお子さんを任せて1人で出かけたり、趣味に没頭する時間などを出来る限り確保して下さい。
親御さんに少し心の余裕ができると、お子さんとの間にも、他愛もない会話が生まれやすくなります。そうした何気ない時間が、お子さんの安心感につながっていくこともあります。
大変な時に自分が楽しんだり楽をするなんて・・・と感じる場合も、ご自分が楽になる事で、かえって子どもの気持も楽になり、元気が出てくる、と考えてみて下さいね。
一番大切なのは、今ここにいること

お子さんを大切に思うからこそ、学校のことや勉強のことが心配になりますし、それは当然のことです。
でも、少しだけ立ち止まって考えてみてください。
この子が、生まれてきてくれたこと
今、生きてここに居てくれていること
それだけでも、実はとても奇跡的なことです。
「学校に行ってほしい」
「勉強についていってほしい」
という気持ちがあっても、まずは
「生きていてくれるだけでいい」
「今日も一緒に過ごせてよかった」
そんな気持ちを大切にしてみてください。
そもそも、学校に行っていても行っていなくても、お子さんが価値ある素晴らしい存在であることに変わりはありません。
そして、あなた自身が生まれてきて、今ここにいる、というのも、素晴らしい事です。
どうかご自身のことも、大切にしてあげて下さいね。
まとめ
今回はお子さんが不登校の時に親が出来ることを3つ、お伝えしました。
その3つとは
・会話は、好きなことを中心に
・親もリラックスして過ごす
・親自身のストレスケアも
でしたね。
そして何よりも、一番大切なのが、
・今ここにいること
でした。
学校に行っていても行っていなくても、お子さんが素晴らしい存在であることに変わりはないという事を忘れないで下さい。
お子さんのことを大切に思うからこそ、どうしたらいいのか分からなくなってしまうこともあると思います。
それでも、今は「自分は存在していていい」と感じられるような安心感を、お子さんの中に少しずつ育てていくことが大切なのかもしれません。
もし、「これでいいのかな」と迷ったり、お子さんへの関わり方に悩んだりしている場合は、一人で抱え込まなくても大丈夫です。
ゆっくりとお話をお伺いしますので、以下のボタンからお気軽にご相談くださいね。