【大人の愛着障害】「人といると疲れるのに、一人だと寂しい」理由~愛着と気質からやさしく解説~

人と一緒にいると、気を使って疲れてしまう。
でも、一人でいると、なんだか寂しくて落ち着かない。

そんなふうに感じたことはありませんか?

人が苦手なのかな?
一人が好きなはずなのに、おかしいのかな?

そうやって、自分のことが分からなくなってしまう方も多いです。

でも、この感覚は決しておかしいものではありません。
むしろ、ちゃんと理由のある自然な反応なんです。

今回は、人といると疲れるのに、1人だと寂しいと感じる、その理由と簡単な対処法をお伝えします。

「疲れる」と「寂しい」が同時に起きる理由

人といると疲れるのに、かといって一人だと寂しい。
一見すると矛盾しているこの感覚ですが、実は大きく2つの要素が関係しています。

それは

・人の影響を受けやすい“気質” 
・人との距離感に影響する“愛着”

の2つです。

人といると疲れる理由(気質の影響)

人と一緒にいると疲れやすい方は、
周りの空気や相手の気持ちを敏感に感じ取る傾向があります。

たとえば

・相手の表情や声のトーンが気になる
・場の雰囲気を自然と読んでしまう
・会話のあとも「大丈夫だったかな」と振り返る

こうしたことが無意識に起きていると、人といる時間はどうしてもエネルギーをつかいます。
こう感じる方の多くの場合は、誰かと会っている間に、自分でも気づかずにずっとエネルギーを使っている状態です。その疲れ方は相当なものとなります。

つまり、「人が嫌い」なのではなく感じ取る力が強い分、疲れやすいという状態です。

この敏感さは、HSPの気質と重なる部分もあります。

ただ、まずは「HSPに当てはまるかどうか」よりも、今感じているしんどさにそっと目を向けてあげることが大切です。

※HSPとはどんな特徴があるのか、またHSS型・HSEとの違いについてはこちらの記事をご覧ください。

一人だと寂しくなる理由(愛着の影響)

一方で、一人になると寂しさや不安を感じやすい場合、人とのつながりに対する安心感が揺らぎやすいことがあります。

たとえば

・相手との距離が少し空くと不安になる
・嫌われていないか気になってしまう
・つながりがない状態に落ち着かなさを感じる

こうした感覚は、過去の人との関わりの中で「安心して頼っていい」という感覚が育ちにくかった場合に起きやすいものです。
たとえば、子どもの頃に甘えたい気持ちを我慢していたり、親の顔色を気にしながら過ごしていた、といった経験がある方もいらっしゃいます。

※大人の愛着障害とはどのようなものか、特徴や原因についてはこちらの記事をご覧ください。

「矛盾」ではなく「両方ある」状態

ここまでを見ると分かるように

・人といると疲れる → 気質の影響
・一人だと寂しい → 愛着の影響

と、それぞれ別の理由で起きていることが分かります。

つまり、人といると疲れるのに一人だと寂しい、という感覚は変わったことではなく “どちらの要素も合わせ持っている”自然な状態といえるでしょう。

無理に変わらなくてもいい

こういう状態のとき、よくあるのが

「一人に慣れた方がいいのかな」
「もっと人と関われるようにならないと」

と、無理にご自身を変えようとすることです。

でも実際は、無理に自分を変えようとすると、かえって辛さが増す場合が殆どです。
大切なのは自分の中に両方の感覚があることを認めることです。

人といて疲れるのも、一人だと寂しく感じるのも、決して悪い事ではありません。
辛い気持ちを否定する事はありません。

・こういう状態が辛いんだな

・辛い状態で、よく頑張っているね

とご自身を労わってあげて下さい。

※敏感さゆえに、自分を責めやすくなってしまう方もいらっしゃいます。そう感じる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

では、どうすればいい?

では、今の辛さから楽になるために、他には何をしたらよいのでしょうか?

いきなり何かを大きく変えようとする必要はありませんが、小さな調整をしてみましょう。

例えば

・人と会う時間を少し短めにする
・一人の時間も「完全な孤独」にしない(音や人の気配を残すなど)
・疲れたあとに回復する時間を意識してとる

など、自分のために環境を整えてあげて下さい。
こうした小さな調整だけでも、負担はだいぶ変わってきます。

ご自身が少しでも快適に過ごせるように、出来る範囲の調整をしてみて下さいね。

まとめ

今回は、人といると疲れるのに、1人だと寂しいと感じる、その理由と簡単な対処法をお伝えしました。

理由は

・人の影響を受けやすい“気質” 
・人との距離感に影響する“愛着”

の2つの特徴を両方持ち合わせているから、でしたね。

対処法としては、無理にご自身を変えるのではなく、小さな調整をすること、でした。

「どうしてこんなふうに感じるんだろう」と思っていたその感覚にも、ちゃんと理由があります。

「人といると疲れるのに、一人だと寂しい」

この感覚は決して弱さではなく、あなたの中に細やかな感受性と、人とのつながりを大切にする気持ちの両方がある証拠です。

だからこそ、無理にどちらかを消そうとせずに、少しずつ自分に合った心地よい環境や距離感を見つけていきたいですね。

そうは言っても1人では難しい・・・
とりあえず今は、この辛い気持ちを聞いてほしい・・・

そう感じる方のために、お試しカウンセリングでご相談を受け付けております。
1対1の場ですので、思った事をそのまま声にしていただいて大丈夫です。
無理にうまく話そうとしなくても大丈夫ですので、安心してご相談下さいね。

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