アダルトチルドレンの方のNG行動3選

~理由と対策もお伝えします~

今回は、アダルトチルドレンの方に3つのNG行動をお伝えします。

やめたほうが良い行動ではありますが、すぐに全部やめられなくてもOKです。
この記事を読んで”自分は当てはまってるなー”とか、実際に生活している中で
”今当てはまってるかも!”と気づくだけでも充分です。

もし気付くことが出来たときは、気づけた自分をほめてあげて下さいね。

また、3つのNG行動に対しての理由と対応策も一緒に書いてあります。
対応策の行動が1つでもできたときは、こちらも自分をいっぱいほめてあげてくださいね。

では、アダルトチルドレンさんのNG行動3選、

その1.

結果重視・完璧主義

 常に人に褒められないと落ち着かないというのも、アダルトチルドレンの症状の1つです。
物事にのめりこみやすい性質もあるので、与えられた課題はとことんまでやり抜いてしまいますよね。
更に、罪悪感を持ちやすい性質も兼ね備えているで、失敗して自分を責めないよう、常に完璧を目指す方が多いです。

とはいえ、物事はいつも完璧に終わるわけではありませんし、自分では完璧だと思っても、他人から細かいことを指摘されることも現実には起こり得ます。

こんな時に自分を責める方も多いです。
結局、時間と労力を費やし、神経をすり減らした挙句に、また自分で自分の心を傷つけてしまします。

もちろん、ベストを尽くす事は素敵なことですが、努力した過程を自分自身で認めてあげたり、完璧でなくても、それは自分の人格とは別だと認識することがとても大切です。

自分自身を認めたりほめたりするのが苦手な方は、ちょっとずつ練習してみてくださいね。
最初は難しくても、段々と慣れてきて、自己肯定感も高まりますよ。(^-^

その2.

責任を一人で抱え込む

他人のためにいつも気を使いがちなアダルトチルドレンさん。必要以上に自己犠牲的になってしまう事がとても多いです。
他人に迷惑をかけてはいけない、となんでも一人で背負いこんでしまいます。

とはいえ、自分の判断に自身が持てない一方で、傷つきやすい、というのも特質の一つ。
結果として、判断に迷うことも一人で責任をとり、その経過や結果に傷ついてしまいます。

ここで、いったん相談される相手の立場になってみませんか?

誰かに相談してもらえる、というのは頼りにされている、という側面もあり、嬉しく感じる人もいます。
また、複数人でアイデアを出し合うことで、よりよい仕事が出来たり、解決策が見つかったりするものです。

本格的に「困った!」となる前に、「こういうことがあるんだけど、あなたならどう思う?」というように他の人の意見を聞く練習から始めてみて下さいね。

その3.

誰にも相談しない

その2とやや重なる点がありますが、こちらは本格的な困りごとの場合です。

傷つきやすく、引きこもりがちなアダルトチルドレンさん。
そもそも他者に相談しに行くのにも勇気がいる事だと思います。
否定されたらどうしよう、大したことがないと笑われたらどうしよう、そんな不安もあるでしょう。

また、自分の感情を表現することが苦手な方も多いので、困った時にもついつい誰にも打ち明けずに自分だけでなんとかしようとします。

しかし、悩み事は、抱える過ぎると心身の不調につながります。うつ病になることもあり得ます。
うつ病まで進行してしまうと、命に関わります。絶対に避けたい事態です。

それを避けるためにも、普段から、知り合いと他愛もない世間話をすること、それが難しければ挨拶を交わすだけでも、練習してみてはいかがでしょうか?

話すのが難しい方は、毎日思った事を日記に書くのもお勧めです。自分の気持ちを形にすると、それだけでも落ち着きますし、何より、自分の考えや感情を以前よりしっかりと把握できるようになるはずです。

というわけで、アダルトチルドレンさんのNG行動とその対策は、

1.結果重視⇒⇒対策:過程を自分で認めてほめる。
2.責任を一人で抱え込む⇒⇒対策:普段から他人の意見を聞く練習をする
3.誰にも相談しない⇒⇒対策:普段から世間話をしたり、気持ちを紙に書く

の3つです。

まずはこの3つから、当てはまりそうなことがあれば、出来そう事から始めて見てくださいね。

もちろん、少しでもご自身のNG行動に気づいたり、対応策ができたときには、自分をほめることをお忘れなく!

この3つの練習を1人で始めるのは大変そう、出来そうだけど続かないかも・・・と思われる方には、カウンセリングのご利用をお勧めします。マンツーマンで行うことで、よりしなやかで生きやすい毎日が手に入りますよ。