HSP(HSS型を含む)やアダルトチルドレン、愛着障害でお悩みの方は、多くの場合共通した生きづらさを抱えていらっしゃいます。その共通点とは、人間関係です。
もちろん、HSPさんの周りの音や光に敏感、という辛さはアダルトチルドレンや愛着障害の方とは違うものですが、HSPさんの多くは人間関係にも悩みを抱えています。
相手にどう思われているか気になる。自分を責めてしまう・・・。
そんな生きづらさから解放されて、生きやすさを手に入れるために必要な「3つの目」について、今回はお伝えしてゆきますね。
生きやすくなるための「3つの目」とは?
生きづらさを抱えている方たちに是非取り入れて頂きたい「3つの目」。
それは、「虫の目」「鳥の目」「魚の目」の3つの目です。
それぞれ経営について語られる時に使用される言葉ですが、生き方についても応用する事ができます。
では、順にみてゆきましょう。
虫の目
「虫の目」とは、昆虫の目が複眼であることから、「多角的に物事を理解する視点」という意味でつかわれます。
HSP(HSS型を含む)やアダルトチルドレン、愛着障害で悩む方々は、例えば話し相手の表情が不機嫌そうに感じるなど、1つの点が気になると、その事に気持ちが集中して苦しくなることが多々あります。
こんな時、相手のことについて多角的に考えてみると、例えば自分に対して不機嫌なのではなく、体が疲れているのではないか、別の悩み事を抱えているのではないか、という可能性に気付く事ができます。
HSPやアダルトチルドレン、愛着障害の方は相手の不愉快な表情を見ると、ついつい「自分のせいではないだろうか?」と気になってしまいますが、別の可能性に気付く事で、自分の気持ちも楽になるだけでなく、相手にとっても適切な配慮が出来るようになります。
鳥の目
「鳥の目」は空高く飛ぶ鳥が、高いところから全体を見渡しているような「俯瞰する視点」です。
先程の「不愉快そうな表情の相手と自分」というケースだと、更に周囲の人々や状況についても考えてみる、という視点になります。相手は不愉快そうにしているけど、周りは意外と気にしていないぞ、とか、相手の近くに相手の苦手とする上司がいる、などと「自分と相手だけの関係」から視点を広げると、様々な事に気付く事が出来ます。
また、視点を高くすることで、「相手にだけ注目して不安になっている自分」を客観的に見ることができ、ご自身の内面への理解が深まるので、生きづらさを克服しやすくなります。
魚の目
「魚の目」とは経営について語る時は「時流を見極める」という意味でつかわれますが、生きやすさを手に入れるためには、大きく「時の流れを意識する」と捉えるとよいでしょう。
「時の流れ」にも実は大きく2種類あります。
1つは、ご自身の周囲(相手や環境)の「時の流れ」です。先程の話し相手の例だと、相手にとって不機嫌になる出来事が少し前に合ったのかもしれない、心配な予定がこの後入っているのかもしれない、と時間を意識して相手について考えることが出来るようになります。
もう1つは、ご自身の人生全体の「時の流れ」です。
HSPやアダルトチルドレン、愛着障害でお悩みの方は、今現在とても辛い日々を送っていらっしゃるかもしれません。どうしても「辛い今」に意識が向いてしまう事も多いと思います。
そこで、まず「過去」を見つめ直し、その後現在から先の未来も含めた「人生全体」という流れを意識すると、今をどう生きるべきなのか、未来は実は変えられるのではないか、という新しい発想と希望が出てきます。
まとめ
今回は、HSP(HSS型を含む)やアダルトチルドレン、愛着障害に悩む方が生きやすさを手に入れるために必要な「3つの目」についてお伝えしました。
その「3つの目」とは
・虫の目・・・多角的な視点
・鳥の目・・・俯瞰する視点
・魚の目・・・時の流れを意識する視点
でしたね。
一度に3つ取り入れる、というのは大変!という方は、1つずつ、意識してみて下さいね。
また、この記事を読んだ後に1度でも「今までと違う視点で物事を見ることが出来た!」という事があれば、どうぞご自身を大いに褒めてあげて下さいね。
頭で理解はしたけど難しそう。他にも相談したいことがある、という方は、お気軽にお試しカウンセリングにお申込み下さい。
「なんだかモヤモヤして苦しいけど、はっきりと伝えられるか心配」という方も、大丈夫です。多くの方が、生きづらさについて、なかなかうまく表現できないものです。カウンセラーが一緒に考えますので、安心してお申込み下さいね。
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