【HSP/HSS型HSP】マインドフルネスで幸せになる人・不幸になる人

~マインドフルネスの落とし穴~あなたは大丈夫?

すっかり世間に定着したマインドフルネス。
「今・ここ」に集中することで心の中のモヤモヤから脱することが出来たり、気持ちがすっきりすると言われています。普段から気疲れが多く、心が疲れやすいHSPさん、HSS型HSPさんにはうってつけの方法です。
何より、特別な道具も必要なく、いつでもどこでも手軽に始められるのがいいですね。

著名人でも、アップルの創業者 ・スティーブ・ジョブズ、マイクロソフトの創業者 ビル・ゲイツをはじめ、テニスプレイヤーのジョコビッチ選手もマインドフルネスを取り入れています。

企業では、Googleやインテル、P&G・Facebook、ゴールドマンサックスなど、名だたる実践していますが、なかでもGoogleは社内に瞑想教室を設けて、就業時間中にも瞑想指導が受けられるという力の入れようです。

個人で取り入れるには、専門の教室に通うのはもちろんですが、最近はYouTubeなどで検索するという手段もあります。誘導のための音声を何種類も見つけることができ、簡単に日常生活に取り入れることが出来ます。

しかし、マインドフルネスを行ってみけど、返って辛くなってしまった、という方々からのご相談を頂くようになりました。

そこで今回は、マインドフルネスで幸せになる人と不幸せになる人の違いをお届けしたいと思います。

マインドフルネスで幸せになる人・不幸になる人の違いは?

マインドフルネスで幸せになる人と不幸になる人、一体何が違うのでしょう?
その違いは、

「自分に優しいかどうか」

なんです。

自分に優しい事とマインドフルネスがどう関係があるのか、疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。では、具体的な理由を説明してゆきますね。

自分への優しさが大切な理由

マインドフルネスの最中に、「心や頭に何も思い浮かばない」と言う方はいないと思います。
(よほどの上級者は別かもしれませんが、基本的に一般の方は何かしら思い浮かぶものです。)
大切なのは、思い浮かんだ事柄や思い浮べた自分自身にどう対処するか、という事です。

マインドフルネスの根幹の部分は

①思い浮かんだことを、そのまま受け入れる

②思い浮かんだ事や、思い浮かべた自分自身について、良い悪いなどの判断をしない

この2点だと言っても過言ではないでしょう。

自分自身に優しくすることが出来る人は、思い浮かんだ事柄に対して「こんなことを思うなんてダメだ」と否定をしたり、「マインドフルネス中に何かが思い浮かぶ自分なんてダメだ」と自分自身を拒絶する事はありません。
何かが思い浮かんでも善悪のジャッジをせずに放っておいたり、「あっ、こんなこと思い浮かんでるな~」とご自身をそのまま受け入れたりするうちに、「そんなことを思う自分もまた、大切な自分自身」と自身を受容する力が育まれ、ますます幸せになってゆくのです。

一方、自分に対して優しく接する事の出来ない人は、マインドフルネス中に何かを「思い浮かべてしまった」という自分自身にダメ出しをしてしまいます。

結果、「こんな自分じゃだめだ」と自己肯定感を下げてしまい、マインドフルネスそのものがストレスとなり、幸せからは遠ざかってしまいます。

では、どうしたらいいの?

では、「ついつい何かを思い浮かべた自分を責めてしまう」という方はどうしたらよいのでしょうか?

まずできる事は、「誰でも何かしら思い浮かぶという事」を知っておく、という事です。

はたから見ると、「自分以外の人は雑念は何も思い浮かんでいないのでは?」と不安になってしまう時があると思います。もちろん、そういう方もいらっしゃるでしょうが、多くの場合は「雑念が浮かぶ」⇒「そのまま放っておく」というようにしていらっしゃる方が多いようです。

何かが思い浮かんだ際は「私はこんなことを思い浮かべてるな」と自分を客観視するようにしてみると、段々思い浮かんだ内容にとらわれたり、そのことでご自身を責めることが減っていきます。

イメージとしてはご自身の斜め上辺りから自分を観察している感じになります。

もっと日常に近い例だと、テレビ番組の中継で、中継している人をスタジオにいる人が画面の端(ワイプ)映っている事がありますよね?何か雑念が思い浮かんだ時、ワイプからご自身を観察しているようにイメージすると、上手くいくかもしれません。

集中状態を体験したい時は?

マインドフルネスでなかなかうまくいかないけど、「集中している」「雑念がない」そんな状態を体験してみたい方は、別の方法で試してみる事も出来ます。
こんなことで?と思われるかもしれませんが、
100円ショップなどでも手に入る「大人の塗り絵」
色鉛筆さえあればだれでも手軽に、何のスキルもなく始められるのが魅力です。
塗っているうちに「気が付いたらこんなに時間が経っていた!」「他の事をすっかり忘れていた!」と想像以上に集中する事も多いものです。
又、気に入った絵柄を好きな色でただひたすら塗る作業は、それだけで癒される事も多いものです。
一度試してみて下さいね。

 

まとめ

今回は、マインドフルネスで幸せになる人・不幸せになる人、という話をお届けしました。

マインドフルネスで幸せになる人は
「自分に優しい人」(何かが思い浮かんでも自分を責めない人)でしたね。
反対に、雑念が思い浮かんだご自身を責めてしまうと、自己肯定感が下がり、不幸になってしまいます。

ご自身を斜め上の空間から観察するような気持で「今、私こんなこと考えてるなー」くらいに観察しておくと、ご自身を責めることなく、浮かんだ雑念を手放すことが出来るようになりますよ。

理屈では分かっているけど、やってみるのは難しい。
マインドフルネスに取り組んでみたけど、自分の具体的な悩みとも向き合いたい。

そんな方は、是非お気軽にご相談下さい。

上手く話せなかったらどうしよう。
こんなこと話していいのかな?
そんな心配はご無用です。

あなたの辛さが軽くなる事。
あなたの毎日が生きやすくなる事。
最も大切なのはこのことです。
そのための一歩を、踏み出してみませんか?

 

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