【HSP】外出先で相手の表情が気になった時に心を守る方法3選

会話中、相手の顔色に敏感に反応してしまうHSPさん。

HSPへのよくある対処法としては、1人の時間を大切に、紙に嫌な事を書き出す、などお家の中で出来ることについてはネット上や書籍に色々な情報があります。
しかし、外出先ではどうしたらよいか、という情報は少ないですよね。
結局辛い思いをして家に帰るまでモヤモヤしてしまう・・・そんな方も多いと思います。

家に帰るまでは何もできない、では困ってしまいますよね。
そんな時はどうしたらよいでしょうか?
対処法を身につけて、自分の心をしっかり守りましょう。

1.何か他の原因があったのかも、と考える

自分が何かを話した後、相手の顔が一瞬微妙に変化する・・・
HSPの方は特に、「何か悪い事言ったかな?」「伝え方が悪かったかな?」と、気になりますよね。
あまりに気になりすぎて、その後の会話が頭に入ってこない、なんていうこともあると思います。
(ひどいときは家に帰ってからもずっと気になってしまいますよね。)

そんな時は、自分の発言以外に何か別の原因があったのかも、と考えるクセを付けてみて下さい。

例えば

「洗濯物の干し忘れに気が付いたのかも」
「家の鍵をかけ忘れてないか気になったのかも」
「くしゃみが出そうなのをがまんしているのかも」
「目が痒いのかも」
「小さい虫が飛んできたのかも」

特に後半は、ご自身にも身に覚えのある方がいらっしゃるのではなでしょうか?
花粉の時期に鼻がムズムズしたり、最近だとマスクがずれてきたり・・・
近年は換気のために窓を開けている場所も多いので、実際に虫に悩まされる方も多いですよ。

ポイントは、1回や2回出来なくても気にしない事です。
そのうち、後から「あの時こう考えても良かったかも!」と気づくようになり、段々と、会話中でも
「ん?くしゃみが出そうなのかな?」
くらいに思えるようになります。あきらめず練習してみて下さいね。

会話の後から気づいた時は、「気づいた」自分をほめてあげることをお忘れなく!!

2. 一旦その場を離れる

別の要因を考えても、どうしても自分のせいかな、と考えてしまう・・・
そんな時は、思い切って一旦その場を離れてしまいましょう。

「そろそろ喚起した方がいいから、窓開けるね」
「ごめん、ちょっとお手洗いに行ってくるね」

「喉乾かない?お茶を買いに行かない?」と、一緒に移動してしまうのもありです。

その場を離れるだけで、目や耳から入ってくる情報・空気が入れ替わります。
新たに目に入ってきたものや耳にした音に意識を向けることで、思考を切り替えることが出来ます。

(複数人での会話の場合、自分がいなくなった途端に悪口を言われるのでは?と心配する方もいらっしゃいますが、実は、そういうケースは思っているほど多くはありません。殆どの方は、悪口を言うと”言っている自分の性格が悪いと思われてしまう”、という事に気がついているので、陰口は叩きません。又、人数が1人でも減ると、会話が盛り下がってお開きになったりするものです。ご安心を!)
 

3. 違う事(出来れば好きな事)をする、寝てしまう

先程の相手の表情が頭から離れない、心の中でモヤモヤと考え続けてしまう。。
そういう状態が続きそうなら、短時間でもいいので何か違う事をしてみましょう。
出来れば好きな事、集中出来ることがいいですね。

音楽を聴く、本を読む等、別世界にいるような気分になれるものだと理想的です。
今はスマホで音楽を聴いたり、電子書籍も活用できます。(文庫本を持ち歩くのもいいですね。)
職場であれば、小物を整理したり、短時間でも黙々と集中する作業に取り組むことも有効です。

他にも、普段から自分が落ち着く香りをしみこませたハンカチなどを持ち歩いておいて、そっと香りを嗅ぐのも効果的です。「香りグッズには縁がない」という男性も、ハッカの香りのスプレーなどは気分がすっきりして使い勝手がよいので、一度試してみて下さい。

それでもだめなら、可能な場合、短時間でもいいので仮眠をとってみましょう。
体の疲れと同様、心の疲れも睡眠で回復してきます。

まとめ 

いつも相手の顔色が気になるから会話が苦手・・・
会話に誘われたらどうしよう、とドキドキしている・・・

そんな方も、相手の顔色が気になった時の対処法を、あらかじめ決めておきましょう。
特に「何か別の要因があったか」は、楽しみながら考えてみて下さいね。

最初からうまくいかなくても大丈夫です。
少しずつ、慣れていきましょう。

難しいようでしたら、お気軽にご相談下さい。
あなたに合った方法を、一緒に考えてゆきましょう。