ご相談に訪れて下さる方々から、時折こんな質問を頂きます。
「楽になるために、どんな心理学の本を読めばいいですか?」
実は、こういった質問をして下さる方は、既に多くの書籍に目を通されている事が多いです。
勉強熱心で、頭が下がる思いです。
しかし、実は、本を読むだけでは、生きづらさが楽になることはありません。
「仕組みとを知る」と「出来る」は別の話

皆さんは、普段、自転車には乗られますか?
例えば、本を読んで
・自転車の構造
・何故、倒れずに走る事が出来るのか
などを完璧に理解したとします。
それでも、自転車に乗れるようになるかは別の話です。
おそらくは、どんなに知識が完璧でも、実際に自転車にまたがって練習をすることが必要でしょう。
最初はふらついてしまうのを、誰かに支えてもらって、
「今の感じだよ」
と教えてもらいながら、少しずつ体が覚えていきます。
心も、それとよく似ています。

水泳も同じです。
畳の上の水練、ということわざもありますが、泳ぎ方をどれだけ詳しく読んでも、水の中に入らなければ、体は動きません。
そして、いざ水に入ると、呼吸が浅くなったり、力が入ってしまったり。
頭で知っていることが、そのまま使えるとは限らないのです。
また、不安や緊張が強いときほど、思い通りに体が動かないものです。
心も同じです。
知識として知っていることと、心が感じるという事は、別のものです。
必要なのは”心の癒し+心の練習”

生きづらさを克服して、楽に、しなやかに生きたいと思った時、必要なのは知識ではありません。
まず第一に必要なのは、傷ついた”心の癒し”です。
その上で、実生活で応用できるような”心の練習”を重ねてゆきます。
たくさん本を読んで、頭で理解するのではなく、”心で感じる”事が最も大切な事なのです。
本を読むあなたは、既に十分頑張っています

本を読むことは、決して無駄ではありません。
知識を得ようという行為も、あなたが生き延びるために、心を守るために必要だった、大切な力です。
それでも、もし、今あなたが
「まだまだ知識が足りていない」
「知識として分かっているのにできない」
と感じているなら、それは知識の不足や努力の不足ではなく、心の体験が足りないだけ、という可能性が高いと思われます。
一人で理解する段階から、誰かと一緒に確かめていく段階へとステップを進めてみませんか?
生きづらさから一歩踏み出すために
生きづらさから一歩踏み出すには勇気がいるものです。
カウンセラーの伴走を得ながら、一緒に進んでゆくことをお勧めします。
カウンセリングを受けるのは初めてで緊張する、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
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