はなみねあかりカウンセリング

どんな人も、食事を摂らない日はないと思います。
そんな食事で、HSP気質に役立つことがあれば嬉しいですよね。
今回は、HSPさん、HSS型HSPの方など、HSP気質の方に役立つ食事の情報をお届けします。

食事と気持ちには関連がある！

食事って、身体に関係しているだけではないの？
HSPとなんの関係があるの？

そう思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、食べ物は、私たちの体だけでなく、心や気分にも直接影響を与えています。

例えば、栄養バランスが整った食事は、脳内の神経伝達物質のバランスを保ち、安定した気分を促進します。
具体的なところですと、青魚、ナッツなどに含まれているオメガ３脂肪酸や、全粒穀物・野菜に含まれるビタミンＢは、特に気分を安定させるのに役立っています。

他にも、ほうれん草やアーモンドに含まれるマグネシウム・かんきつ類やイチゴに含まれるビタミンCはストレスに対する抵抗力を高める事で知られています。

外部からの刺激がストレスになりやすいHSP気質の方は、特に意識して摂ってみては如何でしょうか？
日頃の食事の時間がこまめなストレス対策の時間となりますよ。

さて。
ここまでは食事の「内容」のお話でしたが、ここからは食事の「方法」についてお伝えしたいと思います。

生活の質（QOL）を上げる食事法とは？

①まずは食事の環境から

食事の際、時間に追われて急いで食べていませんか？
また、スマートフォンで記事をチェックしたり、テレビを見ながら食べてはいないでしょうか？

可能であれば、スマートフォンやテレビからは距離を置いて、なるべくリラックスした雰囲気で食事をしてみましょう。「○○しながら」ではなく、食べ物に集中するのがポイントです。

食事の時間をリラックスしたものにすることで、栄養バランスと共に気持ちのバランスも整えることが可能です。また、食事を五感でゆっくり味わう事で、深いリラックス効果が得られます。

繊細さ故にストレスや疲れを溜めやすいHSP気質の方は、ゆっくりリラックスする時間をこまめに取るのが大切です。食事の時間をリラックスタイムにすることで、早めのストレスケアにつながります。

②季節や地域の食材を取り入れよう

地元の食材は新鮮なものを体に摂取する事ができますし、季節の食べ物は、夏なら体の熱を取るもの、冬には体を温める作用のあるもの、等と理にかなっている物が多いのは、皆さんご存じかと思います。

普段から周囲に敏感なHSP気質の方の中には、ストレス過多で体調を崩しやすい方、体調が悪いとより他人の顔色や環境（光や音など）が気になる方も多いものです。
体調管理のためにも、是非季節の食べ物を取り入れてみて下さい。

また、より新鮮な季節の食材を取り入れることで、体調を整える事はもちろん、食事の際に季節の移り変わりをじっくり楽しむ事もでき、繊細さ故に辛さを抱えた日々にも彩を添えてくれます。
毎日は無理でも、週末だけ、１品だけなど、是非食卓に取り入れてみて下さいね。

自炊が苦手、という方も、最近は手軽な調理法が書籍やネットで沢山紹介されています。
気持に余裕があればチャレンジしてみましょう。

「意外と簡単に出来た！」
「自分で美味しく作れたのが嬉しい！」

等、ちょっと自分に自信がつくのも嬉しいポイントです。

③水分補給を心がけよう

ここまで「食べ物」について書いてきましたが、見落としがちなのが水についてです。

水には、天然水やミネラルウォーターはもちろん、水道水にもカルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムといった成分が含まれています。（水道水は、ケイ素の他、浄水処理の過程で塩素も含まれます）

このうち、カルシウムとマグネシウムには鎮静作用があると言われています。
緊張してこわばった体をほぐしたり、気持ちをリラックスさせる効果があります。

水分の摂取は、日常のストレスや緊張に対処する手助けになります。
HSP気質の方々が心の穏やかさを保ち、感受性豊かな日々をより良く過ごすために、意識して水分補給を行ってみては如何でしょうか？

水分補給が「義務」とならないように、お気にいりのグラスやボトルなどを活用するのもよいですね。

まとめ

今回は、HSP・HSS型HSPの方向けに、QOLを上げる食事法について３点お届けしました。
その３点とは

①食事の環境を整える
②地域や季節の食材を取り入れる
③水分補給を心がける

の３つでしたね。

食事の他にも、ご自身のライフスタイルに合わせた対応策を一緒に考えてほしい、具体的な悩みをしっかり相談したい、そんな方は、どうぞお気軽にお試しカウンセリングにお申込み下さい。

カウンセラーがゆっくり・じっくりとお話を伺います。
上手く話せないかも、と緊張なさる方もいらっしゃいますが、心配ご無用です。
思った事、感じている事をそのままお話頂ければ大丈夫ですよ。