【HSP・HSS型HSP】辛い日々を軽やかに生きてゆくためのライフハック8選

繊細な感性を持つHSPさんと、外向的に見えつつも、実は内心で傷つきやすいHSS型HSPさん。
日常生活で感じている「生きづらさ」は、非HSP気質の方々からは理解されにくいものがあります。

それ故に、相談する先がなくて辛さが増したりすることもあるかと思います。
そこで、日々の辛さを軽減しつつ、快適に過ごすためのライフハックを8つ、お届けします。

既にご存じの内容もあるかもしれませんが、「これはまだ試していない」というものがありましたら、是非試してみて下さいね。

日頃からの対策が大切!

敏感な性格を持つHSP気質の方々が日常生活で感じる辛さは、一般の人々には理解しにくいものがあります。
繊細な感受性がゆえに、ストレスや外部の刺激によって心が疲弊してしまうことは少なくないでしょう。
この辛さを少しでも軽くするためには、ご自身の気質を受け入れつつ、適切な対策を取ることが重要です。

①自分の特性をメモしてみる

「HSP」や「HSS型HSP」と言っても、日頃感じる辛さは人それぞれです。
音の刺激に弱い、音は大丈夫だけど光が苦手、等の違いの他、職場環境や人間関係の違いもあるでしょう。

自分が困る場面はこんな時で、こんな風に感じている、という事を箇条書きにしてみましょう。
書き出す事で、今まで大まかに「こんな場面が苦手」と思っていたことが、具体的に把握できます。
ご自身の困りごとを解決したり、誰かに助けや協力を求めたりする時の助けになりますよ。

②生活バランスを整える

HSP気質の方は、その繊細さ故に、体力的にも疲れやすい傾向があります。
身体的な疲れが取れない状態だと、気持ちも滅入って更に周囲の小さな変化に敏感になってしまいます。
そのため、日常生活のバランスを整える事はとても重要です。

睡眠・運動・食事はその主軸となるものです。
寝室をご自身がリラックス出来るように整えたり、運動や食事の習慣について見直してみて下さい。
最初から完璧を目指さず、出来る範囲でちょっとずつ見直してゆくのがコツです。

③マインドフルネスを習慣にする

ストレスや辛さを感じた時の対応方法として、マインドフルネスはとても有効です。
又、日常的にマインドフルネスを習慣づけると、感情のコントロールがしやすくなり、ストレスへの対処能力も向上します。

なんだか難しそうだなぁ、と思う場合も、まずは1日5分ほどで良いので、続けてみて下さい。
最近は、YouTubeなどで分かり易い動画なども出ていますし、ベッドで寝たまま行う方法もあります。
気軽に続けてゆくことで、少しずつ、コツがつかめてきますよ。

④寝る前に感謝の日記をつける

日記なんてめんどくさそう!
続ける自信がない!

そう思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
絶対に続けようと意気込んだり、立派な日記帳を用意したりする必要はありません。

寝る前に1~3つ、その日にあった”感謝する事”を思い出して、書き留めてみましょう。
1日の終わりに「有難いな」という気持ちを思い出す事で、どんなにしんどかった1日も「良い日だったな」という気持ちで終えることが出来るようになります。
また、毎日「感謝する事」を探していると、とても小さな事に感謝できるようになってゆきます。

例えば

スーパーの店員さんが笑顔で挨拶してくれた
日差しが温かかった
道端に小さな花が咲いていた 等々・・・

HSPさん特有の繊細さは、素敵な感謝をたくさん見つける事を可能にしてくれます。
感謝の気持ちは、辛さを乗り切ったり、「意外と気にしなくてよいかも」と前向きに自分を元気づける原動力となります。

⑤人間関係を整理する

「人間関係の整理」と書くと、ちょっと怖い感じがするかもしれませんね。
しかし、必要以上の”無理なお付き合い”は、結果としてあなたの気持ちや体力を奪っていってしまいます。

心身ともに疲れた状態でいると、ちょっとした刺激にさえ辛さを感じてしまいます。
「みんなと仲良く」「誰にも不快感を与えないように」という気遣いにより、返ってご自身が辛くなっては本末転倒です。

「この人とはもう二度と会わない」というような距離の取り方ではなく、お誘いに応じるのは3回のうち2回にするなど、徐々に会う回数を減らしてゆくと、抵抗感が少なくなります。

もちろん、いつもご自身を攻撃しているような相手とは、いち早く距離を置いてしまいましょう。
あなたを守る事が出来るのは、あなただけだという事を、忘れないで下さいね。

⑥趣味の時間を確保する

ストレスから解放される手段として、趣味の時間はとても効果的です。
身体を動かすもよし、室内で音楽や手芸、料理に没頭するもよし。
好きな事をしている時間は、嫌な事を忘れさせてくれるだけでなく、「なんだか元気が湧いてきた」「明日からもなんとかなりそう」という明るい気持ちを呼び起こしてくれます。

趣味がない、という方の場合は、例えば自然の中でボーっと過ごすなど、リラックスする時間を取ってみて下さい。もちろん、楽しみながら、ご自身に合う趣味をあれこれ探してみる、というのも効果的です。

⑦カウンセリングや当事者会の利用

HSP気質の方のための本やネット記事、ブログは世間に沢山あふれるようになりました。
様々な対応策や考え方が身近に手に入るようになったのは、一昔前の事を思うととても有難いことです。

しかし、その中から自分に合ったものを見つけ出すのは意外と難しいものです。
また、人によっては書かれている内容がご自身のケースと違う場合、不安になってしまう事もあるでしょう。

そんな時に、あなた自身の気持ちに寄り添ってくれたり、オーダーメイドの対策法を考えてくれるカウンセリングを受けるのは非常に有効です。カウンセリングに時間を割くなんて・・・と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これからの長い人生を有効に気持ちよく過ごせるようになる、と考えるとカウンセリングを受ける価値はあると思います。

他にも、「こんな辛さを感じるのは自分だけかも・・・」と不安をお持ちの方は、同じ悩みを持つ方々と語り合える当事者会に参加するのもおススメです。
「私だけじゃなかった!」「そうそう、私もそんな風に思う時がある!」という共感の気持ちは、気持ちを前向きにしてくれる効果があります。

カウンセリングも、当事者会への参加も、「1人で辛さを抱え込まない」のが最大の利点です。

⑧環境を整える

毎日を過ごす家や職場を、少しでも心地良い状態に整えておくことも、HSPさんが生活しやすくするために大切な事です。
「整える」というと、整理整頓をしておく、と思われるかもしれませんが、「自分がリラックス出来る状態にしておく」というのがポイントです。多少散らかっていても、ご自身にとって心地よい空間であればよいのです。

また、疲れてしまってとても片付けや掃除が出来ない、というHSPさんは、家や職場のデスクの一部だけでも、自分が休んだり、眺めたりして「心地良いな」と感じられることが出来れば充分です。
デスクの隅やお部屋の棚に、「眺めるとほっこりするコーナー」を設けるのも1つの手段ですよ。

まとめ

今回は、HSP気質の方々が日々の辛さを軽減しつつ、快適に過ごすためのライフハックを8つお届けしました。
その8つとは

①自分の特性をメモしてみる
②生活バランスを整える
③マインドフルネスを習慣にする
④寝る前に感謝の日記をつける
⑤人間関係を整理する
⑥趣味の時間を確保する
⑦カウンセリングやサポートグループの利用
⑧環境を整える

でしたね。
⑦でも書かせて頂きましたが、「どれが自分に合うか分からない」「もっと自分の気持ちに寄り添ってほしい」という方は、どうぞお気軽にお試しカウンセリングにお申込み下さい。
具体的な対応策の他、HSP気質からくる辛さの奥にある、人間関係の悩みなどもお伺いしています。

上手く話そうと思わなくても大丈夫です。
Zoom相談に対応しておりますので、ご都合の良い場所で、ゆっくりお話しを聞かせて下さいね。

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