誰かと会話をする時に、沈黙が訪れるのが怖い
会話が途切れないように、無理に話し続けようとして疲れてしまう
話が続かなくなるのが不安で、人に話しかけられない
そんなお悩みをよく耳にします。
意識しなくても空気を読んでしまうHSPさんによくあるご相談です。
でも。
そもそも、会話は一人でするものではありません。
沈黙になったらどうしよう、気まずい雰囲気になったらどうしよう、という責任は、あなた一人が負うものではありません。

それどころか、実は、誰かと一緒にいる時に、沈黙が訪れても構いません。
会話が続かない時や、言葉が見つからない時は、無理に話さなくても大丈夫なんです。
そんなことを言われても、会話中に静かになってしまうと不安に思われますよね。
沈黙が訪れても大丈夫な理由を知っておくと、その不安も解消されます。
今回は、沈黙が訪れても大丈夫な理由を3つ、お届けします。
もし余裕があれば、この他にも、「大丈夫な理由」をご自身で探してみて下さいね。
(「理由があるはず」と思って探してみると、案外見つかるものです。)
理由が見つかると、誰かといる時に静かになっても安心した気持ちのままいられるようになりますよ。
①相手との信頼の証だから

実は、沈黙が訪れるのは、相手とあなたとの間に「無理に言葉を埋めなくても良い」という安心感があるからこそです。
言葉がなくても、「あなたと一緒に居られるこの時間を楽しんでいます」という気持ちは、言葉にしなくても、態度で充分表現されているものです。
会話が途切れたな、と思う時でも、リラックスしてその場にいるだけで、ご自身はもちろん、相手にとっても充分心地の良い時間になりますよ。
②「沈黙=気まずい」は思い込みだから

会話が途切れたら気まずい、沈黙になると、ぎくしゃくする・・・
これは、社会的な刷り込みによる思い込みの場合が多く、実際には沈黙があっても相手との関係が壊れるわけではありません。
「別に会話がない時間があってもいいんだな」と、沈黙に対する捉え方を変えるだけでも、沈黙に対する怖さは小さくなります。怖さが薄れてくると、態度にも余裕がでて、その場が「一緒にいるだけで心地よい」空間になりますよ。
③相手も実はほっとしているから

どんなに楽しい会話といえども、休みなく続くと疲れてしまいます。
会話が途切れた瞬間や、ちょっとした静かな「間」は、小休止となり、心の中の思考を整理するのにも役ちます。
HSPさんやHSS型HSPの方にとっては、音や言葉がない時間は、感情の動きや体の感覚、相手の表情の微細な変化を感じられる大切な時間でもあります。(繊細さが強みになる時間とも言えますね。)
相手の方も、意外とこの時間にほっとしている場合があるものです。
沈黙の時間を無理に言葉で埋めなくても、その瞬間の空気もゆっくりと味わえば、豊かな時間となりますよ。
まとめ
今回は、沈黙が訪れても大丈夫な理由を3つ、お届けしました。
その3つとは、
①相手との信頼の証だから
②「沈黙=気まずい」は思い込みだから
③相手も実はほっとしているから
でしたね。
会話中に静かになって不安を感じたら、これらの理由を思い出してみて下さい。
会話の前に、予め思い出しておくのも効果的です。
「沈黙が訪れても構わない」と知っておくだけでも、心地よく過ごせるようになりますよ。
そうは言っても、他人との会話がしんどい。
それ以前に、対人関係そのものに不安を感じている。
そんな方は、どうぞお気軽にお試しカウンセリングにお申込み下さい。
上手く話せなくても、大丈夫です。
あなたの悩みを、一緒に、ゆっくりほどいてゆきましょう。
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