はなみねあかりカウンセリング

「ストレスが溜まっている」とはよく使う表現ですが、ストレスについて考えてみた事はありますか？
少し緊張する、スポーツなどで適度に負荷がかかる、など「ちょうどよいストレス」でしたら、ご自身の成長や健康にとって欠かせないものです。

ところが、必要以上のストレスは様々な面で悪影響を及ぼします。
一般的に”ストレスを解消しましょう”、”ストレス管理をしましょう”、と言われるのはそのためです。

では、どんな悪影響があるのでしょうか？
ストレス管理の必要性をもう一度見直すために、ここでは具体的に３つの悪影響に関してご説明します。

①身体的な健康への影響

過度なストレスは、気持ちだけではなく、身体的な健康にも悪影響を与える可能性があります。
免疫機能が低下して病気になりやすくなったり、消化器系に影響が及んでお腹が痛くなったり、食事が進まなくなったりすることもあります。

更に、ストレスは睡眠にも影響を及ぼします。
夜寝付けない、夜中に何度も不安で目覚めるなど、睡眠不足となり、結果、身体の抵抗力が弱まる事もあります。

HSPやアダルトチルドレン、愛着障害の方は、普段から外からの刺激に敏感で、ストレスを溜めやすい傾向にあります。それゆえ、ストレスが体に影響を及ぼす前に、少しずつ発散する事が大切です。

②人間関係への影響

ストレスにより、精神的にイライラや落ち込みが続いたり、体調が優れなかったりすると、他者とのコミュニケーションがうまくいかなくなることが多くなります。
人によっては、そんな状況そのものや”人間関係において上手く振舞えなかった自分”にが更にストレスになる事も・・・。

逆に、ストレスが適切に管理されていると、他者とのコミュニケーションが円滑になり、より良い人間関係が築きやすくなります。

人間関係が上手くいっていると、日常の過ごしやすさは段違いに良くなります。そのためにも、不要なストレスは溜めないようにしたいものです。

③日常生活への影響

HSPやアダルトチルドレン、愛着障害の方は、日常生活で人一倍さまざまなストレスを感じやすい傾向がある上、過去のトラウマや愛着関係の問題など、過去の経験によって既にストレスが蓄積されいるケースが殆どです。

そのため、日常のちょっとしたことでも大きなストレスを感じてしまう事があります。
コップに溜まった水があと１滴であふれてしまう・・・そんなイメージをしてみて下さい。

コップの水とういストレスが限界に達し、溢れ出さないようにするためにも、適切なストレス管理はとても重要です。
ストレスが蓄積されると、日常生活でのストレスに対する耐性が低下し、普段は気にならないような問題でも、大きなストレスとなってしまうことがあります。

まとめ

今回は、過度なストレスによって引き起こされる悪影響について3つの具体例をご説明しました。
その３つとは、

・身体的な健康への影響
・人間関係への影響
・日常生活への影響

でしたね。

では、どのように対処したらよいのでしょうか？
日常のストレス管理の方法については、こちらのブログにまとめましたので、宜しければご覧くださいね。

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