行動力があるのに、実は繊細。
興味のある事に素早くに取り組むけれど、あとから疲れがどっと出る。
繊細だけれども、飽きっぽい。
転職を繰り返すうちに、仕事が長続きしない自分が嫌になり、自己肯定感が下がってしまう。。
お仕事選びに悩むHSS型HSPさんも多くいらっしゃる事でしょう。
そこで、今回はそんなHSS型HSPさんに向いている仕事を厳選して3つ、お伝えします。
その仕事を選ぶ際の注意点や、おまけとして、あまり向いていない仕事もお伝えしますので、参考にして下さいね。
HSS型HSP向きの仕事 ずばり3選!!
①マッサージ師・セラピスト
まず1つ目はマッサージ師やセラピストです。
HSPさんにも向いていますが、HSS型さんはより有利な点があります。
②営業職(成果報酬型)
えっ!?営業!?
自分に向いているのかな??
そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、HSS型さんとっては適職です。次の項目で理由を解説します。
③フリーライター・フリーデザイナー
基本的に、HSPさんは多くの方がすぐれた観察力や感性をお持ちです。
そのため、独自の視点や、しっかり観察した内容を的確に相手に伝えるライターのお仕事、感性を活かしたデザイナーのお仕事には特に向いています。
その中でもHSS型HSPさんの場合は、フリーのライターやデザイナーがお勧めです。
何故、これらの3つがお勧めなの?
では、なぜ先程の3つの職業がHSS型HSPさんに向いているのでしょうか?
それぞれに解説してゆきますね。
マッサージ師・セラピストについてですが、マッサージをする事自体は、HSPさん全体に向いていると言えます。
相手の気持ちや要望を察知する能力に優れているため、お客さんのどの辺が凝っているのか、力の入れ加減はどうか、などを自然と判断することが出来るからです。
とはいえ、問題は施術の間のコミュニケーションです。
お客様が黙っていれば、何か話さないとダメかな、気に障ってないかな?そんな風に気になってしまうのがHSPさんの常です。しかし、HSS型HSPさんは、お客様とのおしゃべりが苦にならないケースが多く見受けられます。毎日毎日同じ人が相手、であればさすがに辛いかもしれませんが、その場限りや時間を空けての相手だと、相手に合わせてうまく話をすることが出来ます。
マッサージの他にコミュニケーションも提供出来、お客様の要望も素直に聞き取りが出来るので、まさにうってつけの職業だといえるでしょう。
では、営業職はどうでしょうか?
HSS型HSPさんは常に刺激を求めています。相手と交渉し、成果を手に入れる、というプロセスは、HSS型HSPさんにとって楽しみともいえるでしょう。また、初対面の人のやり取り自体も、HSS型HSPさんにとってはワクワクをもたらしてくれる醍醐味となります。成果がでなかったらどうしよう、という心配よりも、刺激に対する楽しみから、どんどん行動できるHSS型HSPさんは、振舞も堂々としているため、営業職にはうってつけなのです。
ただし、人間関係が固定されるうえ、単調になってしまいがちなルート営業は不向きです。成果報酬型がお勧めです。 この点には注意して下さいね。
最後に、フリーライター・フリーデザイナーについてです。
HSPさんがライターやデザイナーのお仕事に向いているのは、先ほどお伝えした通りです。
その中でも、HSS型HSPさんはフリーランスのお仕事に向いています。
会社などの組織の中で働いていると、毎日の人づきあいなどで疲弊してしまう、という点ではHSPさんと同じですが、HSS型の方は、自分の裁量でどんどん物事を進めていく力や、取引先と交渉する技術に長けているからです。
自身のセンスを生かした文章やデザインを作りつつ、取引先と自分のペースでやり取りできるという働き方は、HSS型HSPさんにとって、もっとも理想的な働き方かもしれません。
尚、これら以外の会社勤務の場合は、大企業よりも、ご自身の判断で動きやすい中小の起業や、比較的仕事にスピード感のあるベンチャー企業がおススメです。
これらの仕事を選ぶときの注意点
さて。
これらの3つのお仕事なら、なんでもいいのかな?というと、そうでもありません。
注意するべき点が大きく2つあります。
①どのくらい自由に行動できるか
HSS型HSPさんは、行動を制限されると人一倍ストレスが溜まってしまいます。
とにかく、自分の考えた通り、自分のタイミングで動きたい、という方が殆どです。
裁量、という点でも自由が必要ですが、外に出て休憩する時間がしっかり確保できるなど、物理的な自由も重要です。
②職場の雰囲気
大切なのは仕事の内容だけではありません。組織内で働く場合は、職場の雰囲気や、同僚の方との関係もとても大切です。
HSS型HSPさんに限ったことではないよ、と言われそうですが、「多少職場の雰囲気や人間関係が悪くても、お給料を得る為だと思えば割り切れる」という方が世間にはいらっしゃる、という事を考えると、
「自分はそうは割り切れない」と思うHSS型HSPさんが殆どではないでしょうか?
むしろ、雰囲気や対人関係で疲弊しやすいタイプなので、ご自身が働く場の雰囲気、一緒に働く方々の雰囲気も同じくらい重要視して下さいね。
尚、HSS型ではない「HSPさん」向けのお仕事はこちらで紹介しています。
宜しければ、合わせて参考になさって下さいね。
おまけ~HSS型さんには不向きな仕事~
どなたにでも、向き・不向きというものがありますが、HSS型HSPさんに特に不向きなお仕事を挙げておきます。
①単純作業が長時間続く仕事
データ入力や工場での流れ作業のように単純作業が長時間続く仕事に関しては、多くのHSS型HSPさんは飽きてしまいます。
「飽きる⇒集中力が途切れる⇒ミスをする⇒自己肯定感が下がる」という悪循環に陥ってしまう可能性もあります。
②作業量がとても多い仕事
どんなに向いている職種といえど、仕事量があまりに多い場合、HSS型HSPさんは知らず知らずのうちに疲労を溜めてしまいます。責任感が強い頑張り屋さんが多いため、自分から休みを取るのも難しいケースが多いです。
最初から、少ない作業でしっかり休める仕事や、こまめな休憩が取れる仕事を選ぶのが得策です。
まとめ
HSS型HSPさんにお勧めのお仕事、厳選3つをご紹介しました。
その3つとは、
①マッサージ師
②営業職(成果報酬型)
③フリーライター・フリーデザイナー
でしたね。
逆に不向きなのは
①単純作業が長時間続く仕事
②作業量の多い仕事
でした。
とはいえ、同じHSS型HSPでも個人個人で差があります。
自分に適した職業を知りたい、今の仕事を続けていくうえで悩みがある。
転職について悩んでいる・・・
そんな方は、どうぞお気軽にお試しカウンセリングにお申込み下さい。
カウンセラーと一緒に、ゆっくり考えてゆきましょう。
もちろん、お仕事以外のお悩みもOKです。
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