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完璧主義の呪縛から逃れるために今すぐ出来る事

~その生きづらさからもう抜け出しませんか?~

自分でも”完璧主義”と分かっているのに、なかなか抜け出せない。
もう少し「テキトー」でいいよ、と周囲の人に言われるけど、何事もきっちりやらないと気が済まない。
1つの事を完璧に済ませようとして、他の事にまで手が回りきらない。

そんな方はいらっしゃいませんか?

実は、かつての私もそうでした。
例えば、折り紙を折るなら、角と角はきっちり合うまで妥協しない。
(なので、どうしても角が合わない折り紙だと、ずっとイライラしていました。)
お風呂掃除の後の水滴は、1滴たりとも残さず拭き取りたい・・・

結局、次の作業に移るのが遅れてしまったり、上手く出来ない事に腹がたったり。
かといって他人のせいでもないので、怒りのぶつけどころもなく、不満だらけでした。

今回は、そんな風に完璧主義になってしまう理由と対処法をお伝えします。

何故、必要以上に完璧主義になってしまうのか?

HSPさんの場合

HSPの方(HSCさんも含みます)は、良く知られているように、感覚がとても鋭敏です。
他の人が分からないような小さな違いにも、すぐに気が付いてしまいます。
それゆえ、ほんの少しの違いでもモヤモヤ・イライラしてしまいます。

また、他人の顔色の変化に敏感であるゆえ、嫌な思いをさせないように、との思いやりや、不快感を表されることへの恐れから、他人の評価も先読みする癖がついているケースが多いです。

ご自身の中での出来上がりに求める水準も高い上に、相手に出来が悪い、と思われたら・・・という不安に先立って、より完璧に仕上げようとするのです。

アダルトチルドレン・大人の愛着障害の方の場合

アダルトチルドレンの方も、愛着障害の方も、幼い時に愛する保護者からご自身のありのままの姿を認められなかった、という体験をしています。
(もちろん、保護者の愛はあったけれども、本人の望む形では届かなかった、という事例も含みます。)

子どもにとっては、どんな親も大好きで、自分を認めてほしい存在です。
ありのままの自分で認めてもらえないのなら、何か特別に褒めらられる事をしたりして目を引く必要があります。

敢えて問題行動を起こして気を引く、というケースもありますが、”何かが出来たら認めてもらえるかも、と常にトップや完璧を追求し続ける方がとても多く見受けられます。他者から褒められる功績を残すと、親御さんのみならず、様々な人から褒めてもらえるため、保護者から認められなかった心の空虚な部分を埋めてもらえるからです。

結果、ご自身も充分に成長して大人となり、たとえ他者からの判定を必要としない場面になってもついつい「完璧でないと認めてもらえない」という無意識の焦燥感に取りつかれるのです。お1人で楽しんでいる趣味の場面でも完璧でないとモヤモヤが残る、等というのはその事例の最たるものです。

では、どうしたらよいのでしょう?

 HSPさんでも、アダルトチルドレンや大人の愛着障害の方でも、行うべきことはただ一つです。

小さなことから、自分を認める事です。

「それが出来ないから困っているんですよ!」

そんなお叱りを受けそうですが、まずは本当に小さな事でいいのです。少し出来ていないことに対しても「これで、よし」とする練習をしてみましょう。

例えば折り紙(お手元になければチラシやティッシュペーパーでも構いません。最近では100円ショップでも驚くほど美しい柄や、可愛らしい模様の物が手に入りますよ。)を”適当に”半分に折ってみて下さい。
時間をかけずにサッと折るのがポイントです。

角と角がきっちり合わなくて、イラッとするかもしれませんね。
それでも、「折った」という事実には変わりありません。

そこですかさず、「よく折れてる!」「(行動した、という意味で)折ったね!」と自分を褒めてみて下さい。
折り直しは、なしですよ。

これは、強迫症の方(鍵をかけたのを何回も確認する、等の症状です)に対する暴露療法に似ています。
鍵の例えなら、”外出の際、鍵をかけたかもう1度確認したくても、我慢してそのまま出かけてもらう”という事を続けてもらうという方法です。
そうすると、そのうち何度も確認する、という状態から抜けることが出来ます。
(ご本人にとってはとても辛い練習ですが、強迫症状から抜け出た方がずっと生きやすくなることは明白です。)

理論上は同じことで、多少自分にとって完璧でない状態でも

「これでも、頑張ってるよね」

とご自身を認めたり、場合によっては

「まあ、これはこれで、よしとするか」

と区切りをつけることを、体感的に学んでいきます。

結果、自分の行った物事(出来栄えではないのがポイントです)に自信を持つことが出来、最終的には自分の存在そのものに自信を持つことにつながります。
また、必要以上に完璧に仕上げようとして、気力も時間も無駄にすることがなくなります。

「完璧」というのは、職人気質であったり、ご本人の誠実なお人柄の表れであったりと、素敵な面もたくさんあります。
しかし、必要以上にどの場面でも完璧であろうとしたり、ご自身の「本当はもっと他の事をしたい」「他にやるべきことがあるのに、完璧にやり遂げるまで手が抜けない」という気持ちに反してまで作業を続けることは、生きづらさにつながり、ひいては自己否定につながります。

時と場合により、「ほどほどに」という中庸を身につけるのも、素敵な生き方です。

折り紙に限らなくてもかまいません。
お茶を淹れてやや薄かったとしても、淹れた事自体を褒めたり、少々寝坊しても、朝起きた事自体を認めればよいのです。

ご自身に出来そうなことから、初めてみて下さいね。

まとめ

今回は、完璧主義になってしまう理由と対処法をお伝えしました。

理由は
HSPさんの場合⇒⇒・感覚が鋭敏な故、出来上がりに求める水準が高い
         ・相手への気遣いを先回りして考えてしまう

アダルトチルドレン・大人の愛着障害の方の場合⇒⇒過去に保護者によって満たされなかった
                        心の空虚な部分を埋めてもらうため

対応策は「小さなことから、自分を認める」

でしたね。

体感として腑に落ちるまでは時間がかかるかもしれませんが、今すぐにでも出来る事です。
どうか、少しずつ、初めてみて下さいね。
小さなことでも、何年後かには全く違うご自身に成長なさっていることでしょう。

1人だとくじけそう。コツが分るか不安。
そんな方は、どうぞお気軽にご相談下さいね。

カウンセラーとの相性もありますので、最初はお試しカウンセリングから承っております。

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