はなみねあかりカウンセリング

「HSP・HSS型HSPは生まれつきの気質です」・・・。
HSPやHSS型HSPについての解説を書籍やネット記事などで読むと必ず書かれている言葉です。

HSPにも、HSS型HSPにも、もちろん気質として「嬉しい利点」は沢山あります。
HSPさんなら豊かな感性ゆえに多くの幸せに気付く事が出来たり、HSS型HSPさんなら、その素晴らしい行動力で多くのチャンスを手にしたり。

とはいえ、気質ゆえに生きづらい点が多い事も確かです。

では、生まれつきの気質が変えられないのなら、HSPやHSS型HSPゆえの生きづらさを抱えている方は、ずっと生きづらいままなのでしょうか？

決してそんなことはありません。

今回は、その点について解説してゆきますね。

気質による生きづらさは変えられないの？

「HSP気質により、生きづらさを抱えています。」
「HSS型HSPで、毎日がとてもしんどいです。」

私の元には、連日このようなご相談が届いています。

「HSPは治らないのですか？」
「HSS型HSPは、どうしたら治療できますか？」

そんなお問い合わせも頂きます。

冒頭で触れたように、HSPもHSS型HSPも、”生まれつきの気質”です。

それゆえ、治療によって治すものではありません。

しかし、その気質からくる「生きづらさ」は変える事が出来ます。

生きづらさは変える事が出来る！

生まれつきの気質が変わらないなら、生きづらさも変わらないのでは？
そう思われる方もいらっしゃると思います。

しかし、例えば喉が弱い体質の方なら、部屋に加湿器を用いたり、怒りっぽい性格の方なら、アンガーマネジメントを学んだりと、適切な対応によって、日々の生活を改善する事ができます。

同じ様に、HSPやHSS型HSPの方も、その方お一人お一人にあった対応をすることで、生きづらさを変える事が出来ます。

例えばどんなことが出来るの？

一括りに「HSP」「HSS型HSP」と言っても、人により様々な特性があると思います。
例えば、光に敏感な方ならサングラス（最近ではレンズに色がついていないものもありますし、コンタクトレンズもまぶしさに対応したものがあります。）を活用したり、音に敏感な方なら、ノイズキャンセリングイヤホンや防音用のヘッドフォンを使用する事で、日常生活のしんどさがぐっと楽になります。

また、対人関係で不安を感じている場合は、人との距離の取り方をあらかじめ自分で決めておく、という手段やコミュニケーションについて専門家に学ぶという手段もあります。

HSS型HSPの方で、”行動しすぎて疲れてしまう”というケースであれば、あらかじめスケジュールの中に”休み”を先に確保して置いたり、咄嗟に行動する前に必ず○分、（あるいは○時間、○日）考える時間を持つ、と決めておくのもよいですね。

ここで大切なのは、「対処法は、都度アップデートしてゆく」という事です。

ご自身の変化に合わせる事が大切

一度決めた対処法だから、絶対変えない！というのではなく、試してみて「なんだか自分には合わないな」と思うようであれば、少しずつ換えてゆくことが大事です。

また、人間だれしも、時が経つにつれての変化や、日々によっての変化というものはあるものです。
ご自身の体や気持ちの状態を感じ取りながら、対応方法を臨機応変に変えるというのも大切ですし、その事自信が、「自分を大切に扱う」という生きやすさの根本へと繋がってゆきます。

自分を大切にすることにつながってゆく

繊細なHSP気質を持つ方の中には「変化」が得意でない方もいらっしゃいます。
しかし、ご自身の気持ちや体調の変化に目を向け、それに対応するという事は、「自分を労わる」「自分を大切にする」という事につながります。

繊細さ故に、気疲れしたり、疲労が溜まったりして、自己肯定感が下がってゆくHSP気質の方も少なくありません。

自分を労わること、自分を大切に思う事は、自己肯定感のアップ、ひいては生きやすさへとつながってゆくのです。

まとめ

今回は、HSPやHSS型HSPの生まれつきの気質は変えられなくても、「生きづらさ」は変える事が出来る、という事をお伝えしました。

お一人お一人の特性にあった対処法を行う事、またその対処法を常にご自身の状態に合わせてアップデートしてゆくことが大切でしたね。

対処法により、自分を大切にするということが、生きやすさへと繋がります。

自分1人では難しそう。
悩みもしっかり聞いてもらいたい。

そんな方は、是非初回お試しカウンセリングにお申込み下さい。

あなたに合った対処法を一緒に考えたり、現在のお悩みについて、ゆっくりとお伺いします。

話がまとまっていなくても構いません。
お気持ちをそのまま話して下されば大丈夫ですので、安心してお申込み下さいね。