「すごいですね」
「頑張っていますね」
そんな言葉をかけられても、
「そんなことないです」
「たまたまです」
「まだまだです」
と返してしまう。
本当は嬉しいはずなのに、どこか居心地が悪い。
褒めてもらえたのに、なぜか素直に受け取れない。
素直に喜んではいけないような気がして、なんだかモヤモヤしてしまう・・・。
そんな経験はありませんか?
その背景には、自己否定の強さや、これまでの人間関係の経験が関係していることがあります。
今回は、HSP、アダルトチルドレン、愛着障害、自己否定のタイプ別にその原因を解説してゆきます。
褒め言葉が受け取れないのはなぜ?

そもそも人は、自分自身について持っているイメージとかけ離れた言葉を受け取ると違和感を覚えます。
例えば心のどこかで、
「私はまだまだだ」
「大した人間ではない」
と思っていると、
「すごいですね」
と言われても、
「そんなはずはない」
と感じてしまいます。
褒め言葉を否定しているように見えても、実際には相手を否定したいわけではありません。
自分自身についての思い込みと、相手からの評価が結びつかないのです。
HSPの人はなぜ褒められるのが苦手なの?

HSPの方は、
- 小さな失敗によく気づく
- 自分を振り返ることが多い
- 周囲の期待を敏感に感じ取る
といった傾向があります。
そのため、できたことよりも、
「もっとこうすれば良かった」
「ここが足りなかった」
といったことに意識が向きやすくなります。
結果として、
「褒められるほどではない」
と感じやすいのです。
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アダルトチルドレンの影響が隠れている事も

子どもの頃、
- 頑張っても認めてもらえなかった
- 褒められることが少なかった
- 失敗ばかり指摘された
という経験はありませんか?
こうした環境で育つと、
「もっと頑張らなければ、自分には価値がない」
という感じやすくなることがあります。
すると大人になってから褒められても、
「まだ足りない」
という気持ちの方が強くなってしまいます。
【関連記事】
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愛着の問題が関係している場合も

幼い頃に安心して甘えたり、気持ちを受け止めてもらった経験が少ないと、
「私はそのままでは愛されない」
という思い込みにつながることがあります。
すると、
「頑張った時にだけ価値がある」
(頑張らないと愛されない)
「人の役に立つ時にだけ認められる」
(役に立たないと価値がない)
と感じやすくなります。
そのため、褒められても素直に受け取れず、
「もっと頑張らなければ」
という気持ちが強くなってしまうのです。
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大人の愛着障害の特徴や症状とは?
自己否定が強い人ほど褒め言葉が届きにくい

自己否定が強い状態では、
他人からの評価よりも、自分の中の厳しい声の方が大きく聞こえます。
10人に褒められても、1つの失敗ばかりが気になってしまう。
例えば、仕事で評価されても、「たまたまだっただけ」と感じたり、子育てを褒められても、「全然できていない」と思ったり。
人から感謝されたり認められたりしても、素直に喜べないことがあります。むしろ、「次も期待に応えなければ」とプレッシャーを感じてしまう方もいます。
自己否定が強いと、良い評価よりも欠点の方に意識が向いてしまうのです。
できたことよりも、できなかったことばかり思い出してしまう。
そんな方も少なくありません。
褒め言葉を受け取れないのは、あなたに価値がないからではなく、自分を見る目が厳しくなりすぎているからかもしれません。
【関連記事】
褒められるのが苦手な自分を責めなくて大丈夫

褒め言葉を素直に受け取れないのは、性格の問題ではありません。
これまでの経験の中で身についた心のクセとも言えます。
だから、
「また否定してしまった」
と自分を責める必要はありません。
まずは、
「そう感じる理由があったんだな」
と自分を理解することから始めてみてください。
そして、褒められた時には、信じられなくても構いません。
まずは、形だけでもいいので
「ありがとうございます」
と受け取る練習から始めてみるのも一つの方法です。
他にも、心が軽くなる考え方を簡単にまとめましたので、下の記事を参考になさってみて下さいね。
【関連記事】
自分で自分を褒めるのが苦手な方の2大解決策
褒められても素直に受け取れない人へ|試してほしい3つの考え方
まとめ
褒められるのが苦手な背景には、
- HSPの繊細さ
- アダルトチルドレンとしての経験
- 愛着の問題
- 長年の自己否定
などが関係していることがあります。
だからこそ、
「素直に受け取れない自分がおかしい」
と自分を責める必要はありません。
その反応にも、これまでの人生で身についた理由があるのです。
「褒められても信じられない」
「いつも自分を責めてしまう」
「人から認められても心が満たされない」
そんな悩みを抱えている方は少なくありません。
一人で考えていても整理がつかず、苦しさが続いてしまうこともあります。
もし一人で抱え続けることに疲れてしまったら、お気軽にご相談ください。